2016年11月15日火曜日

顔料物性講座で「メソポーラスシリカの色材としての利用」のレクチャーを実施

第41回 顔料物性講座  分散制御と新素材
主 催 (社)色材協会関東支部顔料部会, 顔料物性研究会
趣 旨 今回の顔料物性講座では、「分散制御と新素材」をテーマとし、メソ細孔シリカと天然色素との融合、ビーズミル分散技 術、イカ黒色素粒子、量子ドット、分散安定化技術をピックアップしました。各講師の方々はこの分野で活躍されている研究者で、 一歩踏み込んだ技術性の高い講演を基礎から応用までわかりやすく講演していただきます。
開催日 2016 年 11 月 15 日(火)10:00~16:40
場 所 東京塗料会館

第1講
水系/油系への分散が良好な多孔質粉体の化粧品用色材への応用
東京工科大学 応用生物学部 教授 柴田 雅史
ナノサイズの均一な細孔を有するメソ細孔シリカは、その合成条件によって水系及び油系溶媒へ高分散な粉体 となり、活性剤フリーの粉体乳化能を有する。またその細孔中に天然色素などを吸着させることで、化粧品用 色材としての応用も可能となる。