2018年1月4日木曜日

高分子学会超分子研究会で油性ゲルの講演をおこないます

油性ゲルの物性発現機構と化粧品などへの応用の話です。

17-2超分子研究会
低分子ゲルの開発と産業応用

高分子化合物によるゲルは、そのユニークな特性から多くの分野で応用されており、機能性ソフトマテリアルとして注目されています。一方で、低分子ゲル化剤が非共有結合的な相互作用を通して自己組織化することによって形成されるゲルは、低分子ゲルとよばれ、超分子化学の発展とともに研究開発が盛んに行われるようになりました。そして、化粧品、廃油処理、医療・医薬など多岐にわたる分野で実用化されています。
今回の超分子研究会では、低分子ゲル化剤の自己組織化によって形成される低分子ゲルに焦点を当て、低分子ゲルの現状や産業応用について、第一線で御活躍の先生方から最新の研究成果を御講演頂きます。

主催     高分子学会超分子研究会
協賛     日本化学会
開催日     2018年01月19日 13:00~16:40
開催場所     早稲田大学 西早稲田キャンパス 62W号館 1階 大会議室

プログラム     <13:00~13:50>
1. 「油性ゲル化剤・増粘剤の化粧品・食品・医薬品への活用」
                             (東京工科大)柴田雅史
<13:50~14:40>
2. 「アミノ酸系低分子ゲル化剤の特徴と産業応用」
                             (味の素)押村英子<15:00~15:50>
3. 「脂質ジペプチド系自己組織化材料の化粧品への応用」
                             (日産化学工業)宮地伸英
<15:50~16:40>
4. 「化粧品素材としての有機変性粘土鉱物」
                             (資生堂)関根知子